2015年03月17日

ヤマトシロアリ?カンモンシロアリ?その違いとは??|山口県防府市の西日本防虫防除工事

いつもありがとうございます。

ここでは間違えやすいヤマトシロアリカンモンシロアリの事について触れていきます。

 

ヤマトシロアリの羽ありの写真↓

ヤマトシロアリの羽あり

 

カンモンシロアリの羽ありの写真↓

P3171457

 

 

パッと見違いはほとんどありません。

 

ヤマトシロアリの兵蟻の写真↓

PB060255

 

カンモンシロアリの兵蟻の写真↓

P4050198

 

 

パッと見違いはほとんどありません。

 

 

 

姿かたちで見極めることはまず不可能に近いです。

顕微鏡を使用して見極めるレベルです。

 

まず、そもそも同じ白蟻なのにきちんと見極めができないといけないのか?

 

 

はい、とても重要です。

 

 

 

このヤマトシロアリカンモンシロアリは姿かたちや生態は酷似していますが、やはり少し違います。

 

 

 

山口県内で多く知られているのがヤマトシロアリ。

 

 

ヤマトシロアリは、多湿を好みますので被害範囲が主に床下になることが多いです。

ただし湿気のある水回りや雨漏りのある場合は小屋裏まで被害が及ぶこともまれにあります。

西日本では通常4月~5月に羽ありとなり群飛します。

雨後の快晴となったような温暖多湿の日の午前10時~12時頃に群飛することが多いです。

 

 

 

一方カンモンシロアリは、ヤマトシロアリと酷似しているのですが若干乾燥に強いという特徴があります。

その結果被害範囲が床下から遠く高いところまで及ぶことがあります。

その上羽ありとなって群飛する時期が、2月下旬から4月上旬、多くはさ3月に多くみられるという特徴があり、ヤマトシロアリより若干早いのです。

 

 

 

つまり羽ありとなって発見される時期からもヤマトシロアリではなくカンモンシロアリではないかと疑うこともできます。

決定的なのは被害範囲が高いところまで達しているかどうか、などがあげられます。

 

 

 

つまり業者としてはこの白蟻の見極めができないと生き残りを現場に残してしまい、新たな被害に発展させてしまうという危険があるため非常に厳密な検査が必要になってくるのです。

 

 

ちなみにこのカンモンシロアリの名前の由来は関門海峡付近にて多く被害が確認されていることから名づけられておりますが、もはや山口県内においてカンモンシロアリの被害は珍しいものではありません。

 

 

 

昨年は山口市嘉川防府市牟礼にも同様の被害があり施工させていただきました。

一概には言えませんが、やはり個人事業のこの道一筋の業者ほどこういう厳密な検査や判断が得意と言えるでしょう。

非常に見極めが難しいところです。

この判断ができるかどうかは業者次第。

 

 

 

羽あり群飛時期の違い。

被害範囲の違い。

この辺りの判断材料を兼ね備えた弊社としては、皆様のお力になれる業者として日夜働かせていただける事が何よりの喜びです。

 

お呼びいただければどこにでも駆けつけます。

白蟻の検査、お見積りは、地元山口県の個人創業34年の西日本防虫防除工事にお任せくださいませ!!

0835-23-8726

遂に白蟻の季節到来!!宇部市厚南城野団地にて「カンモンシロアリ」被害調査。|山口県防府市の西日本防虫防除工事

いつもありがとうございます。

本日は上着がいらないくらい暖かい一日でしたね。

昨日このホームページをご覧になられた方からお問い合わせをいただきました。

ありがとうございます。

 

宇部市厚南城野団地の方からのお問い合わせです。

「羽ありが発生している。」との事で本日のお昼から検査に入らせていただきました。

 

この時期の羽ありは要注意!!

 

ヤマトシロアリなのかカンモンシロアリなのかを見極めができるかが業者の質を左右します。

この白蟻の違いについての解説はこちらで。

 

さて、現地に到着してお客様にご案内していただいた先には羽ありの姿が。

居室のカーペットや勝手口の土間に無数の羽ありが散乱しておりました。

確かに白蟻の羽ありです。

まずは床下を調査。

P3171418

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P3171428

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床下全体にこのような蟻道(白蟻の通り道)が作られていました。

この中を白蟻が行き来しているわけです。

試しに一部壊してみると・・・

P3171420編集

 

蟻道の中から白蟻たちが姿を現しました。

原因は床下の湿気です。

床下の土壌がかなり湿っていたため白蟻の生息に好条件だったのです。

 

ここまでだと白蟻に詳しくない方は蟻道の形や白蟻の形からヤマトシロアリだと判断してしまうでしょう。

今回はここからが勝負!!

この時期に羽ありが群飛するのはカンモンシロアリの疑いが強いのです。

その疑いを確認するにはどうするか・・・。

 

天井裏を確認します!!

P3171456

 

天井裏にやってきてすぐに隅々までよく見た結果・・・。

見つけました。

 

押し入れの真上。

P3171447

二本の木部の間に蟻道を作っています。

そしてこちら。

P3171448

天井板の間に蟻道があるのがご確認いただけるでしょうか。

 

さらには玄関の上に。

P3171450

玄関天井部に上った形跡。

そして、

P3171452

この木部の真ん中辺りにあるつぶつぶは白蟻の蟻道です。

 

カンモンシロアリヤマトシロアリに姿かたちはそっくりですが、乾燥に強い為天井裏にまで達することが多々あります。

 

これを見逃してヤマトシロアリとして処置してしまうと生き残りがいつまでも被害を屋内に拡大していきとんでもないことになります。

 

白蟻専門業者としてこの見極めは必ずできなければなりません。

(弊社が検査させていただく前に見積もりを出した業者様はやはりヤマトシロアリとして床下の検査のみだったそうです。)

この時期の羽あり発生はカンモンシロアリを疑って調査しないといけません。

案の定カンモンシロアリ特有の被害がありました。

 

そしてこちらが検査中に天井裏で飛んでいたカンモンシロアリの羽ありです。

P3171457

 

今回はお客様に被害のご報告をさせていただき、駆除にかかる費用のお見積りをさせていただきました。

同時に原因を解決するための床下湿気対策工事のお見積りもご希望されましたので、ご提出させていただきました。

 

白蟻専門34年の成せる検査の心得を、是非皆様の為に役立てていただける日が来ることを心待ちにしております。

羽ありが発生しましたら即座に調査のご依頼をされてください。

 

弊社は調査、お見積りは無料にて実施しております。

 

施工に必要な金額を適正価格にてご説明させていただきます。

 

宇部市東須恵、厚南、城野などの白蟻被害調査、予防、駆除のご相談は、山口県防府市の西日本防虫防除工事にお任せください!!

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