2018年03月

適切な駆除工事がなされていないと・・・。光市三井の住宅検査で得た教訓。|山口県防府市の西日本防虫防除工事

いつもありがとうございます。

今回は適切な駆除工事がなされていない現場に遭遇いたしました。

光市三井の中古住宅の検査をさせていただいたのですが、玄関入ってすぐに被害を確認。

これはヤマトシロアリです。

 

しかし妙なお話を聞きました。

 

以前九州の方から来た白蟻業者に消毒をしてもらい床下換気の工事もしているとの事。

その額がちょっと驚きの額でしたのでまさかと思いながら床下を中心に検査しました。

床下にはヤマトシロアリの蟻道がたくさん。

 

 

違和感を感じたポイント。

既に蟻道はカラカラに乾いており、中からは白蟻の姿はありません。

しかし妙なのが駆除をした跡がありません。

大抵駆除工事が完了している現場には被害木部に穴が空いていて薬剤が注入された跡があるのですが。

そして違和感を更に不安にさせる決定的な現象がこちら。

写真下に湿気対策用の調湿剤の黒い袋の白蟻の道が造られています。

白蟻駆除が完了している現場ならこのような現象はあり得ません。

つまりまだ被害は続いている・・・。

そう確信した弊社は引き続き検査を続け、見つけ出しました。

ヤマトシロアリの蟻道

蟻道の中から白蟻出現

別の蟻道からも

(写真は拡大できます)

 

検査をした結論。

弊社の見解としては、施工を行った当時白蟻の駆除剤を散布しただけ。

しかも適切な薬剤選びが成されておらず根本的な解決ができないまま中途半端な状態で今も被害が拡大し続けている状態。

床下の湿気対策工事も適正さを欠いており、本質的な解決をしない形だけの施工。

正直こういった事例は少なくないのですが、弊社の仕事仲間の間ではまず聞いたことがありません。

恐らく適正価格以上の施工でやるだけやって逃げてしまう心無い業者の営業パターンだと思います。

 

教訓。

昔の私はこの施工業者の揚げ足を取って弊社を正当化していたかもしれません。

今回学んだ事としては、やはり仕事にはきちんとした技術や薬剤選びが必要であること。

住宅の施工にはきちんと目的と成果にあった適正な価格があり、それだけの成果をきちんと出さないといけない事。

一度決めたことを最後まで真面目にやり通すこと。

 

仕事とは常に試練の連続ですね。

必ず乗り越えてお客様のご心配を取り除ける本物の業者としてあり続けられるようこれからも努力してまいります。

 

山口県内の白蟻駆除、予防、その他ご相談は

まずは、西日本防虫防除工事にご相談ください!!

0835-23-8726

今年もついに見つけた!カンモンシロアリの羽あり!山口市江崎にて。|山口県防府市の西日本防虫防除工事

いつもありがとうございます。

3月に入って暖かくなりましたね。

春の訪れを感じるこんな光景も。

(宇部市東岐波にて撮影)

 

本日は約3年も前から次の予防工事を弊社にてお決めくださっていたお客様宅の施工です。

山口市江崎なんですが、施工中にカンモンシロアリの羽ありを見つけました。

 

カンモンシロアリを簡単に説明。

・日本全域に生息するヤマトシロアリにそっくり。

・しかしながら乾燥にやや強い為ヤマトシロアリに比べて被害範囲が広く天井裏まで及ぶこともめずらしくない。

・主に関門海峡近辺に生息する。(小野田、宇部、山口、防府にて弊社も確認済み)

・ヤマトシロアリときちんと区別して対処しないと解決できない事が多い。(専門的知識が必要)

カンモンシロアリ羽あり

カンモンシロアリ羽あり

 

羽を落とし徘徊するカンモンシロアリ

雄と雌がつがいになり巣作りの場所を探している様子

 

カンモンシロアリはヤマトシロアリに比べて羽ありの飛び立つ時期が早く、今の時期によく見る白蟻です。

昨年は3月に山口市佐山だけで2件対応させていただきました。

以前、宇部市にも被害現場の検査をさせていただきました。

山口市嘉川にて大変な被害現場の対応をさせていただいた事も記憶に新しいです。

上記の写真のような虫がうろうろしていたら要注意。

ご自宅に被害があるか、もしくはご自宅に被害をもたらそうとしているかを疑ってください。

 

この時期の羽ありについてのお問い合わせは、

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築24年近くの中古物件白蟻検査。防府市浜方にて。|山口県防府市の西日本防虫防除工事

いつもありがとうございます。

3月に入っても引き継き弊社をご利用いただき誠にありがとうございます。

本日は宇部市東岐波にて予防工事の後に、防府市浜方にて中古物件の検査を行わせていただきました。

 

中古物件売買前に白蟻被害がないか検査。

中古物件は新築時より年数が経過している建物です。

気持ちよく家を購入するためにも白蟻被害の有無ははっきりさせておきたいところ。

床下を中心に検査。

縁側の下の様子

和室下の様子

玄関付近下の様子

脱衣所・洗面所下の様子

トイレ下の様子

台所下の様子

他にも検査場所はまだまだありますが、白蟻被害がないか他に住宅に不具合が無いかを床下を中心に検査します。

その結果を不動産屋さんに報告し、必要に応じ白蟻予防工事にかかる必要などをお見積りし施主様にご提案したりします。

 

人生で一番大きな買い物と言っても過言ではない住宅購入。

失敗しない為にも事前の検査は、生活後に出てくる問題にいち早く目を向けることのできるチャンスです。

白蟻工事は皆様の生活をお守りする為に必要な仕事だと心得ております。

今後もお役に立てるよう心して仕事に臨みます。

 

山口県内の中古住宅の白蟻検査や予防、駆除工事のことなら

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増築している家屋は二重基礎に注意!!|山口県防府市の西日本防虫防除工事

いつもありがとうございます。

最近暖かくなってきたのもあり、北九州や山口県内では山陽小野田市あたりではカンモンシロアリの羽ありが出ているそうですよ。

いい天気。(スゴイ花粉・・・)

 

本日は防府市高井のお客様宅で予防工事をさせていただいておりました。

築22年の既存住宅に隣接して数年前に増築されている構造です。

増築住宅は・・・・・・・・・二重基礎に注意せよ!!です。

 

二重基礎とは?

二重基礎とは、もともとある既存住宅の基礎の隣に新しい基礎を造っている構造の事です。

増築住宅などによく見られる構造です。

基礎と基礎との間がべったりくっついて全く隙間がないから大丈夫!と思いたいものですが・・・

この基礎と基礎との間から侵入してくるケースが実際にあります!!

もともと別々に造った基礎ですので厳密にいうと亀裂剥離などがしやすく、白蟻くらいの小さな生物からすると侵入経路として十分に使えるのです。

そんな大げさな、と思われるかもしれませんが実際にきちんと白蟻工事をしていても二重基礎の部分からイエシロアリが侵入し二階部まで被害を拡げてしまった事例もあります。

あなどるなかれ二重基礎!!

 

今回で言うと次にあげる写真の構造です。

 

 

 

こちらは以前からある既存住宅に、新たに増築を隣接させた部分です。

増築部から写真を撮っています。

今見えている基礎の奥に、前からある住宅の基礎と換気口が見えます。

既存住宅の基礎と増築部の基礎との間から白蟻が侵入してくる事があるのです。

ということは、見えている木部や基礎の表面に薬剤散布してもこちらの住宅の場合きちんとした予防工事が完了しないと考える必要があります。

今回は増築部の基礎パッキンの隙間から薬剤散布が可能でしたが、場合によっては穴を開けながら適切な工法で処置をしなければいけません。

 

白蟻工事には色んな考えや知識を用いて施工する必要があります。

今は良い薬剤が流通していますが、やはり住宅の構造や薬剤の効果を混合させた専門業者の一流の技術でないと白蟻の問題は解決できない事は言うまでもありません。

効果のある薬剤を散布したとしても、この二重基礎を見落としてしまうと白蟻被害の心配を残したままです。

経験上白蟻の事は白蟻専門業者の領域であると弊社はなおさら強く思います。

弊社としては更に知識や技術を磨き、きちんと適正価格にてお客様のご心配に対応できるようあり続ける努力しかありません。

安くして仕事をたくさん契約できるのではなく、質は高く価格は適正である本物の白蟻業者をめざしこれからもしっかりと地元に根付きたいと思うところです。

 

山口県内の白蟻や床下の湿気対策の事なら

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一年前の今日。山口市内にてカンモンシロアリの羽あり発生。|山口県防府市の西日本防虫防除工事

いつもありがとうございます。

3月に入り今日はまた特別暖かくなりましたね。

しかし風が強い・・・。

事故や花粉にご注意です。

 

さて、一年前弊社は下記の記事をあげさせていただきました。

よろしければ今一度ごゆっくりご確認くださいませ。

↓↓↓↓

白蟻の季節の幕開けですね。カンモンシロアリの羽ありが山口市で飛び立ちました。(2017/3/1)

 

県内で騒がれる一般的な白蟻はヤマトシロアリイエシロアリの2種類。

カンモンシロアリとはヤマトシロアリと姿形がほとんど一緒で、肉眼での見分けはほぼ不可能です。

わずかな違いとしては加害する高さと羽ありが飛びでる時期です。

ヤマトシロアリ

兵蟻・職蟻

羽あり

加害場所湿気が必要なのであまり高いところは加害しない。主に一階の座の高さに集中する。
羽あり群飛時期4~5月あたり(ゴールデンウィーク前後)

 

 

カンモンシロアリ

兵蟻・職蟻

羽あり

加害場所やや乾燥に強く、天井裏にまで加害が及ぶ事も多い。
羽ありの群飛時期2月下旬~3月あたりが多い。

 

ご覧のとおり見た目での区別は難しいですね。

先日弊社は白蟻の研究を大変熱心にされている薬剤メーカーの方のお話を聞いてきました。

分類上カンモンシロアリヤマトシロアリの仲間で一緒にされがちですが、群飛時期が明らかに違うため似てはいますが遺伝子上全くの別種として考えられます。

弊社の過去の経験に基づくと、カンモンシロアリヤマトシロアリの比べ明らかに加害範囲が広く激烈です。

ヤマトシロアリと同じだと思って駆除に臨むとまず間違いを起こすと思います。

ですのでカンモンシロアリヤマトシロアリの区別がしっかりできる専門家の判断と処置が必要です。

間違ってもみよう見た目で薬剤散布をしたり、他種の業者さんに駆除を任せてはいけません(断言)。

解決できない問題にまで発展する可能性が大です。

この時期日中に黒い羽ありがたくさん出たら、カンモンシロアリを疑ってまずは弊社にお問い合わせください。

検査の後、ご説明をさせていただき処置法をご提案させていただきます。

山口県内の白蟻のご相談は

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