こちらは防府市自由ヶ丘のお客さま宅になります。
５年程前に取引先のご縁でヤマトシロアリ駆除工事を担当させていただきました。
初めての施工から５年以上経過し、保証が終了しました。
白蟻被害に悩まない為に、安心して生活していただくために、この度全体の予防工事を実施させていただきました。
ちなみに防府市自由ヶ丘の白蟻事情はなかなかなもんです(^^;)
施工の様子
点検口から床下へ
床下木部処理
床下土壌処理
今回の施工もポイントがあります。
もう弊社の施工でも何度もご紹介している二重基礎。
既存の住宅に増築のお部屋がある住宅の場合、どのように増築しているかによって白蟻工事で気をつけるポイントがあります。
こちらのお住まいのように、既存住宅の基礎の横に増築部用の基礎を造っている状態を二重基礎といいます。
床下に潜って薬剤散布するだけでは、この基礎の片面ずつしか処置できず基礎と基礎の間に薬剤がかかりません。
人間の目から見てどんなに基礎と基礎がベッタリくっついていると言っても、白蟻達からすると隙間として利用されます。
実際にこの隙間からの侵入で壁を真っすぐあがり天井裏にまで被害が出てしまった現場があります。
この基礎と基礎の間に予防効果が出るように処置する必要があります。
今回は片方の土台を向こう側まで貫通させ、土台と土台の間の隙間に薬剤を注入していく方法をとりました。
土台の向こう側で薬剤が拡がっていきます。
一部土台の下側から薬剤が漏れてきている様子がうかがえます。
こういう様子が確認できると見えない所にも薬剤が入っている事がわかり、安心です。
このひと手間でもしもの時の結果が天と地ほどの差が出ます。
タイルのお風呂、玄関などの目地穿孔
穿孔部から隠れた土壌部分に薬剤を拡げていきます
注入後穴はモルタルで埋め戻します
自由ヶ丘は昔からヤマトシロアリ・イエシロアリの被害がとても多い地域です。
あくまで弊社の実感ですが、白蟻予防していなかったら確実に被害に繋がっている地域といっても過言ではありません。
ですので結構色々な業者さまが出入りしている場所でもあります。
これからも対策を万全に。
防府市自由ヶ丘の皆様の為にも精いっぱい働かせていただきます。
